とう道内部のケーブル支持鋼材は、長年の湿気により錆が進行しケーブル損傷の恐れもあります。また、コンクリート構造物もその寿命に近づき、ひび割れ・漏水・剥落と様々な劣化現象が見受けられます。弊社は延命化を図る適切な工法をご提案いたします。
通常、塗装の場合は素地調整工程の良否が塗膜の耐久性に大きな影響を及ぼす為、十分な素地調整の水準を要求されるのが現状です。通常ブラスト処理(1種ケレン)・電動工具使用(2.3種ケレン)等がありますが、4種ケレン程度の軽微な素地調整でも十分な防食性を発揮する工法を提案いたします。ムルブライトは水溶性で、とう道及びマンホール内部での施工も安心です。
鋼材に白錆・赤錆が発生
電動工具等は使用せず、ワイヤーブラシ等で錆・ほこりを除去します。
刷毛塗りでムルブライトを塗布します。ムルブライト処理された錆面は不活性な黒色皮膜を形成し長期の防錆効果があります。
刷毛塗りで水性塗料を塗布して完了です。