プレキャスト工法は、1996年に日本電信電話株式会社様と弊社で共同開発し、特許出願しました。その後、1999年にNTTインフラネット(株)様と弊社に技術移転されました。断熱材と外装材を一体化して巻きつけることから、施工手間の軽減、工期の短縮を図ることができます。
橋梁下では人為的な事由により草木等で火災になる例が多く、火災時の最高温度は約800℃強にもなることが実験により報告されています。本工法は、橋梁下での火災から光ケーブルなどの電気・通信設備を防護するための耐火技術を、JISA1302の2級加熱曲線(最高時840℃)により証明しました。また、耐火性能についても日もとから防護対象設備の遠隔距離により耐火厚を設定し経済化を図っています。