
本工法は、NTT様の引上管路の不良個所(腐食による穴あき・欠損等)を大掛かりな土木工事を必要とせず、簡易な工事で補修し将来10年以上の機能復帰を可能とした工法です。また、生きたケーブルを収納している通信管路を切管する必要もなく安全な工法で、且つ管路の劣化度を併せた施工方法が選べ、LCCの削減をも同時に達成可能な優れた工法です。

管路全体に赤錆が生じ、地際に穴あきが確認され、ケーブルが露出している状態です。
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素地調査(錆・汚れの除去)


穴あき欠落個所の周辺に、オーバークリート樹脂の下塗りを行います。


ステンレス板を加工し、ステンレスバンドで固定します。


ステンレス板の表面にオーバークリート樹脂の中塗りを行います。


ガラステープを巻き付けて補強します。


ガラステープの表面にオーバークリート樹脂の上塗りを行います。


最後に管路全体を塗装します。

引上管を補修する際の要求条件(重量30Kgの鉄塊を1.5mの高さから落下させ有効内径が6cm以上確保できること)を満たしている。
鉄筋コンクリート管以上の破壊強度がある。
(呼び径150 破壊荷重2600Kg f/m)
管路継手部における機密性(3Kg/cm2)
