引上管補修 

オーバークリート工法

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本工法は、NTT様の引上管路の不良個所(腐食による穴あき・欠損等)を大掛かりな土木工事を必要とせず、簡易な工事で補修し将来10年以上の機能復帰を可能とした工法です。また、生きたケーブルを収納している通信管路を切管する必要もなく安全な工法で、且つ管路の劣化度を併せた施工方法が選べ、LCCの削減をも同時に達成可能な優れた工法です。

オーバークリート工法の6つの特徴

6つの特徴

オーバークリート工法の流れ

施工の流れ

オーバークリート工法 施工前

施行前

管路全体に赤錆が生じ、地際に穴あきが確認され、ケーブルが露出している状態です。

矢印

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1.下地処理

下地処理

素地調査(錆・汚れの除去)

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2.オーバークリート下塗り

オーバークリート下塗り

穴あき欠落個所の周辺に、オーバークリート樹脂の下塗りを行います。

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3.ステンレス板取付

ステンレス板取付

ステンレス板を加工し、ステンレスバンドで固定します。

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4.下地処理

下地処理

ステンレス板の表面にオーバークリート樹脂の中塗りを行います。

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5.ガラステープ巻付け

ガラステープ巻付け

ガラステープを巻き付けて補強します。

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6.オーバークリート上塗り

オーバークリート上塗り

ガラステープの表面にオーバークリート樹脂の上塗りを行います。

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7.仕上げ塗装

仕上げ塗装

最後に管路全体を塗装します。

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オーバークリート工法 施工完了

施行後
強度検証
衝撃強度

引上管を補修する際の要求条件(重量30Kgの鉄塊を1.5mの高さから落下させ有効内径が6cm以上確保できること)を満たしている。

曲げ強度

鉄筋コンクリート管以上の破壊強度がある。
(呼び径150 破壊荷重2600Kg f/m)

気密性

管路継手部における機密性(3Kg/cm2)

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